「何科に行けばいい？」股関節が痛いときの正しい病院の選び方【医師監修】

はじめに｜股関節が痛い…どの病院に行くべきか迷っていませんか？

「歩くと足の付け根がズキズキする」
「立ち上がるときに股関節がピリッと痛む」
「何となく股関節が重くて動かしづらい…」

こうした症状があっても、「何科に行けばいいかわからない」と迷っている方は多いのではないでしょうか？

　このブログでは、整形外科医監修のもと、股関節の痛みがあるときに受診すべき診療科や病院の選び方、注意すべき症状の見極め方について詳しく解説します。

Hip, back and spinal problems in adult ages.

　股関節の痛みは、「骨の変形」「軟骨のすり減り」「筋肉や腱の炎症」「神経の圧迫」など、さまざまな原因が考えられます。

　これらすべてに対応できるのが「整形外科」です。

　整形外科医は、関節の構造的な問題を特定し、根本的な治療につなげることができます。

　血液検査や内臓疾患の評価を中心に行う内科では、筋骨格系の評価には限界があります。
「股関節の奥が痛い」場合、整形外科で画像診断を受けた方が確実です。

　柔道整復師が施術を行う整骨院では、打撲や捻挫、筋肉の軽度損傷には対応できますが、画像診断や診断行為自体はできません。

　整形外科での診断を受けたうえで、指示に基づいて通うのが正しい順番です。

　整体院は国家資格ではなく、根拠に基づいた医学的診断ができないのが一般的です。
「自己判断で整体に通って悪化した」という例も少なくありません。
　まず整形外科を受診することが大切です。

　これらは変形性股関節症や股関節インピンジメント、関節唇損傷などの初期症状である可能性があります。

　これらは、炎症や感染、骨折の可能性もあるため、早急な診断が必要です。

　股関節の内部構造（関節唇・軟骨など）は、レントゲンでは映らないことがあります。
MRIや超音波などの設備があるクリニックを選ぶと安心です。

　病院によっては、股関節を専門に診ている医師や「関節専門外来」が設けられているところもあります。
変形性股関節症や再生医療などの専門的な選択肢を相談しやすくなります。

　治療の中心は「手術」だけではありません。
運動療法やストレッチ、筋力強化などの指導が受けられる施設があると、日常生活の改善につながります。

　阿部整形外科クリニックでは、MRIやエコーを用いた精密な診断から、
再生医療・リハビリ・運動指導・手術相談まで一貫して対応しています。

✅ 変形性股関節症、関節唇損傷、インピンジメントに対応
✅ PRPや幹細胞など手術に頼らない治療も選択可能
✅ 女性・中高年の患者さまにも多く選ばれています