院長略歴

2002年 日本大学医学部卒業 
2002年 武蔵野赤十字病院 初期研修医
2005年 東京医療センター 後期研修医
2007年 河北総合病院整形外科 科長
2017年 高島平中央総合病院整形外科 医長

資格

日本整形外科学会認定専門医
日本整形外科学会スポーツ医
日本整形外科学会リウマチ医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
身体障害者福祉法第15条指定医
認知症サポート医

所属

日本整形外科学会
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科医会
日本整形外科超音波学会
日本人工関節学会
日本リハビリテーション医学会

院長挨拶

みなさん、初めまして!
院長紹介のこのページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このページを見て頂いたということは、このクリニックの院長はどんな人なんだろう?と御興味を持って頂いたことと思いますので、私という人間や想いについて紹介をさせていただきたいと思います。

最初に

この度、武蔵境に2021年1月に整形外科クリニックを開院いたしました、阿部と申します。
私の医師としてのスタートは、武蔵野赤十字病院での研修医としてのものでした。その後十数年経って、開業の道を選ぶこととなり、この武蔵境という地に戻ってくる事が出来ました。医者の原点としてのこの地に戻って来られて、またこれから挑戦する開業医として、研修医の頃の気持ちに戻って、スタートしようという想いでおります。
武蔵境は武蔵野市、三鷹市内に位置し、緑が多くまた道路も広く、ゆったりとした素敵な雰囲気の街です。武蔵野赤十字病院時代は、忙しい研修医生活を送りながらも、病院内のテニスコートでテニスをしたり、病院内のソフトボール大会などにも参加し、仕事にも私生活にも充実した時間を過ごしておりました。
武蔵野赤十字病院時代の事を振り返りますと、武蔵野の方々はとても礼儀正しく、思いやりがあり、また医師の言うことをきちんと守って頂ける方が多かったのを想い出します。

当時の私は医師としては駆け出しで、外来診察や入院加療など、まだまだ未熟な私に対して患者さん達は根気よく、時には厳しく、そして優しく暖かく接して頂きました。
その当時の私にできる事は、一生懸命に誠実に患者さんと向き合うことでした。謙虚な態度で周囲の人と接する事、患者さんのお話をよく聞く事、自分の知識と技量を磨くために日々研鑽に励む事、休みでも毎日病院に行く事などでした。あれから十数年経ち、その時の御恩を忘れずに、今度は自分が今までに培ってきた経験を基に、地域のみなさんに医療を通して御恩返しをしたいと思っております。
来院していただいた際には、当クリニックへの御意見などもお待ちしております。
患者さんの御意見を参考にし、より良い医療が提供できるようにスタッフ全員で取り組んで参りたいと思っております。当院でしか感じられない、経験できない、雰囲気や医療を、患者さんと共に作り上げ、お互いに満足のいく武蔵野でのこれからの時間を過ごすために、是非ご協力を頂ければと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

院長の生い立ち

私は福島県いわき市という、福島県の右下辺りの場所で生まれ育ちました。地元は漁師町で、幼い頃より新鮮な魚介類を食べて育ちました。物心ついた頃から外を走り回り、学校から帰るとすぐに友達と出かけ、山を登ったり、釣りをしたり、海に遊びに行っていました。小学校の頃はソフトボールに熱中し、毎日登校前に皆で朝練をしてから学校に行っていました。ソフトボールでは市の大会で優勝し、県大会まで行ったのがいい思い出です。
福島の田舎ですので、小学校、中学校と地元の公立校に通い、その後高校受験をし、高校は進学校に進むこととなりました。

当時は、医学部は全く考えておらず、かっこいい自動車を作るために大学の工学部に入るというのが目標でした。ところが、高校1、2年生の頃は全く勉強をせず、3年生になってから周りが猛勉強しているのを見て焦って勉強を始めたものですから、大学受験に失敗し浪人する羽目になります。浪人して2回目の受験をすることになるのですが、その際に気まぐれに受けた薬学部に合格し、今思えば何となく薬学部に進学しました。その時に工学部に進学していたら今現在医師にはなっていないのではと思うと、この文章を書いている今でも人生って分からないものだなと思いますし、人生とはその時々の選択の連続なのだなとしみじみと思います。

19歳で上京し薬学部に入学、テニス部に入部し、大学在学中は勉強にもテニスにも熱中しました。3年生時はテニス部キャプテンを務め、部の昇格も果たし、満足した結果を得る事が出来ました。

この時のテニス部の経験は、今でも自分の人生に大きく役立っています。人を指導することの難しさ、自分から積極的に行動する大切さ、チームで目標を達成するためにはどうすればいいのか?チーム力の大切さ、チームで経験する喜びの大きさ、困難と思えることを乗り越える努力など、その時にしか経験できない、学べなかったことを得る事ができた大学生生活は、今までの自分の人生の中でもとても大事な時間でした。
勉強面では在学中は薬学研究にも興味を示し、進路として研究者になるために大学院進学を目指しました。テニスをしながらの受験勉強は大変ではありましたが、なんとしても大学院に進学したいとの想いと、テニス部同期、先輩の協力や励ましもあり、何とか千葉大学の大学院に合格することが出来ました。そして2年間の修士課程を修了し、東京にある製薬会社の研究所に勤務することとなり、創薬研究に従事することとなりました。

なぜ医師を目指したか?

今年で医師になって、18年目になります。思えばあっという間でした。
平成14年に日本大学医学部を卒業し、医師になってすぐ最初に武蔵境にある武蔵野赤十字病院で初期研修を行いました。その後、東京医療センター、河北総合病院、高島平中央総合病院を経て、開業に至るのですが、実は医師になる前には製薬会社で研究職を5年ほどしていました。
医学部に入学したのは30歳の時でした。一周り下の同級生達と一緒に机に向かい勉強をし、実習をし、国家試験を受けたわけですが、当時は家族を含め周囲の方々には本当に御迷惑をかけたと思います。しかし、医師になって真っ先に思ったのは何てやりがいのある仕事なんだ!ということです。研究所で働いていた時には、仕事中はほとんど人と話すことがありませんでした。お昼休みや午前午後の休憩の時に10分~15分程度話すぐらいでした。
医師を目指したのは、そういう仕事環境に違和感を感じながらも慣れ始めた頃だったと思います。非常に近くで医師の仕事を見学させていただく機会があり、何日か医師の仕事を隣で実際に体験することが出来ました。
落ち着いた口調で、時にははっきりとした口調で患者さんに語り掛け、患者さんのお話を伺いコミュニケーションを取りながら、病気の診断、治療を行い、時には話し相手になり心のケアまでも行っている医師という仕事が非常にうらやましく思いました。
医師の患者さんを良くしてあげたい、安心させてあげたいと思う気持ちが十分に伝わってきましたし、また診察室を出ていく患者さんの安心した表情や笑顔を見ると、医師と患者さんの心のつながり、信頼感を強く感じました。
こうして医師になって患者さんに接するようになり、患者さんはいろんな悩みや不安を持って病院、クリニックに訪れるという事を日々感じています。僕自身もそうですが、病気になった時ほど健康の大切さに気付く時はありません。やる気が出ない、だるい、しんどい、辛い、痛い、いろいろな気持ちや体の変化が人々の毎日の生活を障害していきます。
そういった患者さんの心と体の状態を思いやりながら患者さんとしっかりと向き合い、患者さん一人一人の病気の診断と治療を的確に行い、安心を感じていただきながら、笑顔と健康になってクリニックからお見送りできるよう、患者さんに寄り添う医師を目指したいと思います。

なぜ整形外科を選び、どういう整形外科になりたいか?


医学部生はベッドサイドラーニングと言って、色々な科の勉強をします。
人それぞれですが、例えば家が○○科で開業をしている、ご両親が○○科の医師をしている、尊敬する部活の先輩が○○科にいるなど、何科の医師になるかには色々な理由があると思います。
僕はなかなか在学中に何科になりたいかが決められず、研修中に何科になるかを決めようと思いました。そこで色々な科を廻ることのできる病院を探した所、その時初めて武蔵野赤十字病院と言う病院を知りました。
武蔵野赤十字病院は今もそうですが、スーパーローテーションといって、色々な科を廻ることができる上に、研修のスケジュールを自分達で決められるといった素晴らしい病院でした。研修先はその病院を受験して合格すればその病院で研修することができますので、再び受験勉強することとなりました。猛勉強した甲斐があって、採用して頂き武蔵野赤十字病院で研修することができる事となりました。
研修が始まるころから、選ぶ科は手術ができる科にしようと決めていました。私は小さい頃より手先を使うことが好きで、スポーツもずっと続けていました。研修期間は2年間でしたが、研修する中で整形外科と形成外科のどちらかにしようと考えるようになっていました。
整形外科に決めたのは、整形外科の先生方が明るく元気な先生が多い事、手術の種類が多い事、患者さんの日常生活に深くかかわっていること、自分も患者さんも治ったという実感をより感じられること、といった理由です。そこで3年目は武蔵野赤十字病院に整形外科の研修医として在籍し、研鑽を積むことといたしました。

関節外科、股関節専門医として


整形外科は他の科と同様、脊椎や腫瘍、手の外科、肩関節、股関節、膝関節、スポーツ整形、骨粗鬆症、小児整形など、整形外科の中でも専門分野に分かれています。
また、整形外科と言うと、創傷、骨折や捻挫と言ったいわゆる外傷といった分野もあります。
その中で日常生活動作、ADL(Activities of Daily Living)に深くかかわる変形性関節症に対する人工関節置換術に深く興味を持ちました。変形性関節症は膝関節、股関節などの下肢関節や肩、肘、手首などの上肢の関節や脊椎(背骨)など、全身の関節に起きる可能性があります。特に下肢の関節は移動するといった行動に深く関わる関節で、その関節の痛みは日常生活を大きく影響を与えます。
変形性股関節、膝関節に対し、患者さんに関節症の進み具合や症状によって適切な時期に手術を御提案し、積極的に人工関節置換術を経験してまいりました。正確には分かりませんが、数百~千例以上の手術を経験してまいりました。
痛くて杖で病院にいらしていた患者さんが、手術後どんどん回復し、退院後外来に杖も使用せずに自分で歩いて来院され、『手術したところは何ともないです、ありがとうございます。』と言っていただくと、自分としても本当に嬉しく感じます。さらに、『こんなことなら、我慢しないでもっと早く手術すれば良かったです。』ということまで言っていただけるようになりました。そういった言葉をいただくと現状に満足せずに、さらにもっといい手術をしようと探求する気持ちが芽生えます。
この時の気持ちは今でも持ち続けていますし、開業後も常に探求心を持ち、今よりももっとより良い治医療、ケアを提供し、患者さんに心から喜んでいただけるように精進していくつもりです。

超音波装置(エコー)と共に


超音波装置はエコーとも呼ばれ、様々な分野で使われています。僕も研修医時代は内科で心臓やお腹を診たり、産婦人科では子宮や卵巣、胎児を診たり、また救命科でもFASTと言って外傷の診断に使用されています。
整形外科に行くとレントゲンを撮影し、医師がレントゲンを見ながら「レントゲンには異常はないね、骨は大丈夫!」と言われたことがある患者さんがいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし実際には骨と皮膚の間には皮下組織があり、脂肪や腱、筋肉・筋膜、靭帯、関節包などのレントゲンには写らない組織がたくさんあります。それらの組織をエコーでは観察することが可能で、実は軟骨も診ることができます。
整形外科でも最近ではエコーをかなり使用するようになっていますが、僕はエコーが整形外科で使用され始めた頃から注目していました。筋肉や腱、靭帯の形態の異常や炎症の有無、また手や足などを動かしながらエコーを当てることにより隠れていた異常を見つけることもできます。
痛みの原因となる腱や靭帯、筋肉の炎症部位に薬剤を注射するときにも、炎症部位に針が進み薬剤が注入される様子も患者さんと一緒に観察することにより、患者さんにしっかりと説明し、治療効果を高めることができます。
また痛みの原因が神経由来の場合、原因となる神経をエコーで見つけ、その原因となる神経周囲に局所麻酔や抗炎症剤を注射することにより、痛みを軽減するといった治療も行っています。
被曝がなく、短時間で検査や治療ができ、また患者さんと一緒に画像を見る事が出来るエコーをどんどん活用し、今ある技術を極めると共に、さらに最新の治療もどんどん取り入れていきます。

骨粗鬆症治療の重要性


日本人の平均寿命はトップクラスです、男女とも80歳を超えています。理由はいくつか挙げられていますが、和食のほかに日本の医療制度、国民皆保険は健康長寿に大いに貢献しているというのは異論のない所かと思います。
整形外科のみならず麻酔科の技術の進歩もあり、最近まで勤めていた病院では大腿骨近位部骨折の手術を最高104歳の患者さんにしました。大腿骨近位部骨折はそのままだと寝たきりになってしまい、寝たきりによる合併症の頻度が高いために手術をすることが多いのですが、骨折を起こすほとんどの患者さんが骨粗鬆症だと思われます。しかもほとんどの患者さんが未治療です。データとしては、骨粗鬆症治療率は20%未満です。
女性は閉経後に女性ホルモンが減少してくると閉経後骨粗鬆症を発症することが多いために閉経前から骨密度を上げておいた方が、骨粗鬆症になりにくいと言えます。
骨折を予防し健康寿命を延ばすためにも、早めに患者さんに骨粗鬆症についての啓もうを行い、必要であれば骨密度検査、血液検査を行い、検査結果に応じて患者さん個人個人に適した骨粗鬆症治療を行っていきたいと思っております。 


院長としての思い


これから、クリニックの院長であるとともに経営者としてもスタートしていくことになります。経営者としての私は全くの初心者です。
ですが、患者さんの御希望に敏感で、どのようにそのご希望を満たすかを常に考え、毎日の診療を行うつもりです。

どのような患者さんが、当クリニックに来ていただいているのか?
どのような不安を持っているのか?
どのような希望があるのか?
どうすれば、安心していただけるのか?

などを明らかにし、当クリニックにしかできないことを提供し、他のクリニックにはない安心感、満足感を感じていただけるようにスタッフ全員で取り組んでいきます。
一緒に働いてくれるスタッフに対しては、スタッフを大切にし、愛をもって接し、理念に基づいた高いQualityのチーム形成とやりがいを提供したいと思います。
スタッフ一人一人がクリニックを自己成長の場とし、個々の目標を設定し、それを達成するための最大限のサポートをしたいと思います。スタッフ一人一人の最大の理解者であり、一緒に働く仲間であり、友人であり、親であり、兄弟になるつもりです。 
また武蔵野赤十字病院をはじめ、各近隣病院とも連携を取り、病診連携を強化していく事で適切な医療を提供することが、地域の皆さんの健康、幸福、安心、安全を守ることにつながると思っております。
スタッフには笑顔と幸せを、患者さんには安心と健康を与え、患者さん、スタッフの両者に満足感と納得感、充実感を提供するクリニックにする。
それが私の使命であり、夢です!

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
みなさんに当院で会える日を、心より楽しみにしております。

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