再生医療って知ってますか?
膝から下が痛い、膝の内側が痛いと感じる方は、日常生活に支障が出ることも多く、どう対処すれば良いのか悩むことがあるでしょう。
このブログでは、こうした痛みの原因と、再生医療を利用した新しい治療法について解説します。再生医療は、体の自然な回復力を活かし、症状を根本から改善することを目指した治療法です。
膝から下が痛い・膝の内側が痛い原因
膝の痛みの主な原因
膝の痛みは、加齢や過剰な運動、関節の摩耗などが原因で引き起こされます。ですので、中学生ぐらいから御高齢の方まで、幅広い年齢の方に起こる症状です。
膝の内側の痛みは、変形性膝関節症や半月板損傷によって発症することが多いです。これにより、軟骨や周囲の組織が摩耗し、炎症や痛みが生じます。
膝から下の痛みの原因
膝から下が痛いと感じる原因には、脛(すね)の疲労骨折や、ふくらはぎの筋肉や腱の損傷などが考えられます。また、長時間の立ち仕事や運動不足によって筋肉が緊張し、痛みが発生することもあります。日常的に膝から下の痛みが続く場合は、早めの診断と治療が重要です。
再生医療による治療法
再生医療とは?
再生医療は、損傷した組織を修復・再生することで、自然な回復力を引き出す新しい治療法です。特に、PRPという血小板と呼ばれる成分を用いた治療が注目されています。これらの細胞や物質が、損傷部位の修復を助け、痛みの軽減や組織の再生を促進します。
膝の内側や膝から下の痛みに対する再生医療の効果
膝の内側や膝から下の痛みに対して、再生医療は根本的な治療を提供します。
例えば、膝の内側の痛みには、PRP注入による軟骨再生が行われ、摩耗した軟骨や半月板を修復することができます。これにより、従来のリハビリや薬物療法では十分に改善しなかった痛みを和らげ、長期的な効果を期待することが可能です。
また、膝から下の痛みに対しても、PRPや幹細胞、エクソソーム治療が用いられています。エクソソームは細胞間の情報伝達を助ける役割を持ち、筋肉や腱の修復を促進する効果があります。これにより、組織の回復が早まり、痛みが軽減されるとされています。
再生医療のメリットとリスク
メリット
再生医療は、体の自然な回復力を活かした治療であるため、長期的に痛みを改善することが期待できます。また、注射のみで施術が行われる場合が多く、手術を必要としないため、リスクやダウンタイムも少ない点が特徴です。
リスクと注意点
再生医療には、まだ臨床研究が進んでいる段階の治療法も多く、すべての患者に効果があるわけではありません。また、施術を受ける際には、信頼できる医療機関での治療を受けることが重要です。
現在、再生医療は保険治療になっておらず、保険外、自費治療となっております。
まとめ:膝の痛みや膝から下の痛みには再生医療も検討を
膝から下が痛い、膝の内側が痛いと感じる方にとって、再生医療は注目すべき治療法です。自己治癒力を活かして症状を根本から改善することで、日常生活に支障なく過ごすことが期待されます。再生医療についての詳細や相談をしたい方は、当院に御相談下さい。