「平らな道なら普通に歩けるのに、駅の階段になると股関節が痛くて、手すりがないと昇り降りができません。特に降りる時が怖くて、いつもエレベーターを探してしまいます……」
こんにちは。阿部整形外科クリニック院長の阿部です。
左足首の骨折からリハビリを続け、今では大好きなゴルフのフルスイングができるまで回復しました!
しかし、松葉杖が取れたばかりの時期、僕が日常生活で最も恐怖を感じたのは「階段」でした。特に階段を降りるのが不便で、怖かったです。平地とは全く違う次元の負荷がかかる階段は、股関節にとっても最大の難所です。
今回は、階段で股関節を痛めないための「足の順番」と明確な法則について、結論ファーストで、専門医の視点から徹底解説します!

1. 結論:「昇りは痛くない足から、降りは痛い足から」が絶対ルール
「結論からお伝えします」。階段での激痛を防ぐための世界共通のリハビリルール、それは「昇る時は痛くない足(良い足)から出し、降りる時は痛い足(悪い足)から出す」ことです。よく「行きは良い良い、帰りは怖い」と覚えます。
少し視点を変えて、「車のエンジンとブレーキ」で考えてみましょう。
【昇る時=エンジン】
階段を昇る時は、重力に逆らって身体を上に持ち上げる強力な「エンジン」が必要です。痛い足にエンジン役を任せると負荷で壊れてしまうため、力のある「良い足」を先に上の段に乗せ、その良い足の力で身体を上に引き上げます。
【降りる時=ブレーキ】
階段を降りる時は、重力で落ちる身体をドスンと着地させないための強力な「ブレーキ」が必要です。下の段に足を着く瞬間、残っている上の足がブレーキ役になります。そのため、まずは「悪い足」を先に下へ降ろし、残った「良い足」でしっかりと体重を支え(ブレーキをかけ)ながらゆっくり降りるのが正解なのです。

2. 階段の衝撃は平地の「最大5倍」。一段ずつが基本
なぜここまで階段を慎重に昇り降りしなければならないのでしょうか。それは、平地とは比べ物にならない物理的な負荷がかかるからです。
【階段にかかる物理的な負荷の数値】
通常の歩行時、股関節への負荷は体重の約3倍ですが、階段の「昇り」では約3〜4倍、「降り」では着地の衝撃が加わり約4〜5倍(最大で体重の5倍以上)に跳ね上がります。
体重60kgの方なら、階段を一段降りるたびに「最大300kg」の衝撃が股関節に突き刺さっているのです。痛みが強い時期は、左右の足を交互に出すのではなく、「1段ずつ両足を同じ段に揃えて昇り降りする(二足一歩)」という数値目標を必ず守ってください。

3. 階段の恐怖は、当院の「8人のプロ」が取り除きます
理屈は分かっても、実際に階段の前に立つと足がすくんでしまう。そんな時は、当院が誇る8人のリハビリスタッフ(ピットクルー)にお任せください。
彼らは単にベッドの上で筋肉をマッサージするだけではありません。実際の階段の昇り降りの動作を分析し、どこに恐怖心があるのか、どの筋肉がサボっているかを見つけ出します。そして、ご自宅の階段の高さに合わせた具体的な動作指導を行います。

「~できるようになるといいですよね!」
「ご家族も、あなたが駅の階段の前で立ちすくみ、エレベーターを探して遠回りしている姿を見るのは、本当に辛いと思います」
「~できるようになるといいですよね!」
正しい階段の昇り降りの技術を身につけ、インナーマッスルを鍛えれば、駅の階段も旅行先の神社仏閣の石段も、恐怖心なくスムーズに歩けるようになります。
「できるだけ早く治して、笑顔でここを卒業しましょう!」
徳によって絆を結ぶ「絆徳(ばんとく)」の精神で、僕たちはあなたがもう一度、自信を持って階段を使えるようになるまで徹底的に伴走します。痛みを我慢して軟骨をすり減らす前に、まずは診察室へ来てください。お待ちしています!

「階段を降りる時の痛み、我慢していませんか?」
階段での激痛は、股関節の破壊が進行しているサインです。
専門医の診断と8人のプロフェッショナルによる動作指導で、安全な歩行を取り戻しましょう。

