「股関節に少し違和感があるけれど、まだ普通に歩けるし、痛みも少ないから病院に行くほどではないかなと思っています」
こんにちは。阿部整形外科クリニック院長の阿部です。
「まだ大丈夫」と放置した結果、軟骨の隙間が0mmになり、人工関節しか選択肢がなくなってから「もっと早く来ればよかった」と後悔する患者様を、僕はこれ以上見たくありません。自分の骨で一生歩けるかどうかは、今のあなたの「関節の硬さ」にすべて表れています。
今回は、手遅れになる前に自宅の床で30秒でできる、股関節の寿命セルフチェックを結論ファーストでお伝えします!

1. 結論:痛みがなくても「動く角度(可動域)」が狭ければ赤信号です
「結論からお伝えします」。股関節の軟骨がすり減り始めると、激しい痛みが出るよりも先に、「関節の動く範囲(可動域)が狭くなる、足が開きにくくなる」という初期症状が必ず現れます。
少し視点を変えて、「車の定期車検」で考えてみましょう。
車が急に道路の真ん中でエンスト(激痛で歩けなくなる)する前には、必ず「ハンドルの遊びが少ない」「ブレーキの効きが悪い」といった小さな予兆(可動域の低下)があります。
このサインを見逃さずに定期車検(セルフチェック)を行うことで、致命的な事故(人工関節手術)を未然に防ぐことができるのです。
2. 専門医が教える、30秒セルフチェックの「数値基準」
床に仰向けに寝て、リラックスした状態で以下の3つの動き(数値)をチェックしてください。少しでも「硬い」「左右差がある」と感じたら要注意です。
① 屈曲(曲げる)テスト:基準「125度」
仰向けで片膝を抱え、胸に引き寄せます。正常なら膝が胸のすぐ近く(約125度)まで曲がります。もし90度(直角)付近でつっかえたり、太ももの前や付け根が痛んだりする場合は、関節の隙間が狭くなっているサインです。
② 外転(開く)テスト:基準「45度」
仰向けで両足を伸ばした状態から、片足を外側に開きます。正常なら真ん中から外へ「約45度」開きます。途中で引っかかる、または左右で開く角度に明らかな差がある場合は軟骨の摩耗が疑われます。
③ パトリック・テスト(あぐら)
仰向けのまま、片方の足首をもう片方の膝の上に乗せ、数字の「4」の字を作ります。その状態から、曲げた膝を床に向かって倒します。膝が床に近づかず、付け根に痛みが出る場合は、関節を包む袋(関節包)が硬く縮こまっています。

3. 1つでも引っかかったら、すぐに当院へ
いかがでしたか? 1つでもクリアできない動きがあった場合、あなたの股関節はすでに「赤信号」が点滅しています。
でも安心してください。
まだレントゲンで隙間が「2mm」でも残っていれば、当院が誇る再生医療(PRP療法)と、8人のリハビリスタッフの力で、痛みを消し、元の可動域を取り戻すことは十分に可能です。

「~できるようになるといいですよね!」
「ご家族も、あなたが『なんだか最近足が開かないんだよね』と放置し、急激に歩けなくなるのを一番心配していますよ」
「~できるようになるといいですよね!」
手遅れになる前に正しくメンテナンスを行い、いつまでも自分の足で自由に歩き回り、笑顔で旅行を楽しめる未来を守り抜きましょう。
「できるだけ早く治して、笑顔でここを卒業しましょう!」
徳によって絆を結ぶ「絆徳(ばんとく)」の精神で、僕たちはあなたの関節の寿命を1日でも長く延ばすために全力を尽くします。セルフチェックで不安を感じたら、まずは僕にレントゲンを撮らせてください。診察室でお待ちしています!

「セルフチェックで引っかかった方、手遅れになる前に」
痛みが少なくても、可動域の制限は軟骨がすり減っている確実なサインです。
隙間が残っているうちに、専門医の診断と再生医療で関節の寿命を延ばしましょう。


